債権が回収できないということは、企業が、商品開発・製造・販売管理といった様々なコストをかけて売り上げを上げたにもかかわらず、これに対応するお金が入ってこないということを意味します。
これは大変な問題であり、場合によっては、企業の存続を揺るがしかねない事態に発展することもあります。
事業を営んでいる以上、債権回収は、日々直面する問題であり、常に意識しておく必要があります。
しかし、債権者自身が債権回収を行う場合、相手方との交渉で時間・労力を割いたり、ストレスを抱えたりし、本来の事業活動に支障が生じることもあります。
また、法的知識がないまま、債権回収を強行すると、思わぬトラブルに巻き込まれることもあります。
当事務所は、ご依頼者のおかれた状況を伺った上で、債権回収の妨げになっている要因(代金額に争いがある、相手方に資力が乏しい等)やご依頼者のニーズ(今後取引を継続したいかどうか等)も踏まえ、迅速かつ適切な債権回収を心掛けます。
債権回収においては、債権の管理・保全、すなわち予防が何より重要です。
日ごろから、取引相手との契約書作成や売掛金の担保設定、不良債権化の徴候の把握等を心掛けることが大切ですが、そのためには、顧問弁護士がお力になれます。